よくあるご相談にSwitchのSDカードが読み込まないというのがあります。

多くはスロット部分のピン腐食や曲がりがあり、スロット基板の交換で改善されるのですが、稀にメイン基板のコネクターのピンの脱落やハンダクラック(ハンダの亀裂)による導通不良があります。

原因はSDカードの脱着によるショックが伝わる事によるものか、コネクター部分のハンダ不足によるものかとも感じられます。

改善方法はピン部分の再ハンダとなりますが、顕微鏡を使い、慎重に行なう必要があります、以前にあるお客様からSDカードの読み込み不良で、近所の修理専門業者さんへ修理依頼したところ、起動時にSwitchのロゴまで出て、それから画面が点かなくなったとのご相談がありました。

お預かりして確認したところ、ピンに修正した形跡があったのですが、非常にピンの間隔がタイトな為に顕微鏡で見るとブリッジ(ハンダがピン同士で繋がっている状態)が発生していました。

慎重にブリッジを修正したところ、無事起動する様になりました。

以上の様に慎重な作業が必要となる場合がありますが、トップエッジでは対応しています。

任天堂サポートに修理依頼すると基板交換でデータの初期化となるかも知れません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です